２手目の対応

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雁木は、対居飛車に使われるのが基本であることを念頭においといて下さい。

初手から気を付けないといけないのが、▲２六歩と突かないことです。

雁木と相性が良い戦法は「右四間飛車」なので、▲２六歩と突いてしまうと右四間飛車を放棄してしまうからです。

初手は▲７六歩としましょう。

▲７六歩に対して△８四歩でしたら、居飛車の可能性が高いので、雁木に組んでいきましょう。

ただ、「陽動振り飛車」の可能性もありますので、注意してください。

▲７六歩に対して△３四歩と角道を開ける手でしたら、居飛車か振り飛車かまだわからないので、▲６六歩や▲９六歩を指しましょう。

どちらも損にならない手です。

▲６六歩や▲９六歩に対して、△３四歩でしたらやはり雁木を目指していきましょう。

ただ、△４二飛などの「振り飛車宣言」をしてきた場合には、雁木は諦めましょう。